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読書の夏 [本]

こんにちは。

気付けば7月も今週で終りですねぇ[あせあせ(飛び散る汗)]
学生は夏休み[リゾート]
私の場合、7月中の夏休みはのんびり過ごして宿題がほとんど進んでいない子供でした[ペン]
読書が嫌いな子供だったのでいつも感想文はやっつけ[たらーっ(汗)]
今も読書は好きだけど感想文は嫌いかな[わーい(嬉しい顔)]


とは言いつつ・・・
ずっと読んでいた宮本 輝の『にぎやかな天地』を読み終わりました[end]
解説にもあるように
「発酵食品は、微生物の活動によって有機物が分解もしくは変質して誕生する。その原理は腐敗と同じだが、人体に害がある腐敗物とは異なり、発酵食品は体内に取り込まれ生きる糧となる。その仕組みは、”死”から新たな”生”を誕生させるに等しい。」
「死というものは、生のひとつの形なのだ。この宇宙に死はひとつもない」

私はこの本を読み始めた時、ストーリーの中で起きる出来事や経過に最後はどうなるんだろうと
話の結びを気にして読んでいましたが、そうではなかったと思い直しました。
発酵食品に限らず、人間は動物を殺し(”死”)、それを食べて生きている(”生”)し、
その動物も他の動物を殺し、食べて生きている。
そういう事も”死”から新たな”生”の誕生に等しいと思うし、
人の心や伝統、文化も人の”死”によって絶たれるのではなく、
汲み取り伝え続けて行く事が”生”の形なのだと思いました。

何だかまじめに感想を書いてしまいましたが、
ストーリーの出来事で何かを感じる本を読む事が多かったですが、
こういった表現もあるんだなと思いました。


実は、『にぎやかな天地』はもう数週間前に読み終えてました[手(チョキ)]

次に読んだのは・・・村山 由佳の『蜂蜜色の瞳~おいしいコーヒーのいれ方』[本]
付き合ってる男女の話なのですが、この本からsecond seasonでこの前のseasonが10冊あります。
二人とも初めて異性と付き合った感じで、お互いにお互いの事を考え過ぎて心配したり、
不安になったり、でも思い過ぎても相手に気持ちが重いと思われるんじゃないかと悩んだりして、
読んでいて二人を見守るというよりは、自分を見失ってるよぅ、しっかりしてぇと思ってしまいます。
まだまだsecond seasonも続くようなのですが、二人が成長していってくれる事を期待して読み続けていくつもりです。


最後に、今読んでいる本は・・・川上 健一の『翼はいつまでも』です[on]
この作者の本は初めて読むんですが、
村山 由佳の本よりも字が小さくてぎっしりなので、目がついて行けませんでした[がく~(落胆した顔)]
ちょっと歳を感じた悲しい瞬間でした[ふらふら]
内容は野球部に所属する中学生の話です。
また読み終わったら感想を書きたいと思います[るんるん]





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